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脳が冴える15の習慣 [キャリア]

脳が冴える15の習慣 著)築山 節

桜も咲き始め、春が感じられる。
じょじょに暖かくなり、
「あと一ヶ月でゴールデンウィークかー」
なんでボンヤリしはじめる今日この頃。

こんなことを考えては、イケナイ。
脳が退化していく。
いつでもフル回転できるよう、日頃からの訓練が大切だ。
訓練とは、いつも脳を使うように習慣づけることだ。
ということが分かる本。

脳を「道具」的な目線で、よいパフォーマンスを得る為の、
15の「取り扱い」が書かれている。
精神論などはない。

「脳がこうだから、このようにすれば働きが良くなる」と
実に理路整然と書かれている。

この「このようにすれば」の部分が、
具体的で、誰でも実行できるように書かれているのがすばらしい。

著者は、医学博士であるが、分かりやすい文章で読みやすい。
習慣ごとに章分けされているので、興味のあるところから読める。

春のウキウキ感とともに、この本を読んで、脳もウキウキされては
いかがでしょうか。

<今日の抜粋>
前頭葉の体力が落ちてくると、やればできるのにやらない人、
自分を律して主体的に行動するよりも、
人から命令されなければ動かない、
感情系の要求にしたがってダラダラ過ごす
時間の長い人になってしまいます。



タグ: 脳トレ
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サバがマグロを産む日 [読み物]

サバがマグロを産む日 著)奥山 文弥他

クロマグロのニュースで、思い出した1冊。

「魚」学者12名が、それぞれの分野について書いたものを
1冊にまとめたオムニバス的な本である。
あの”さかなクン”も文章を寄せている。

で、タイトルになっている「サバがマグロを産む」については、
その1つの章である。

タイトルほど、ショッキングな内容が書かれているわけではない。

「同じサケ科のイワナにニジマスを産ませる事に成功しているから、
マグロは、サバ科なので、サバにマグロを産ませる事が可能だ」
ということだ

理屈は解る。
しかし、イワナがニジマスを産んでいる実績があることには驚く。

この章もそうであるが、どの章も、学者らしく理論を実証が丁寧に
積み重ねてある。
かといって、論文のように、硬く難解な文章でなく、「知的なエッセイ」
といった感じだ。
その肩肘張らない感じがかえって、魚への思い入れを強く感じさせる。

読めば、あなたも魚が食べたくなってくる。
なんといっても、表紙のトロがとてもウマそうだ!

クロマグロの件で思ったが、
食文化と自然保護は、分けて考えるべきだと思う。
世界に多くの国があり、そのそれぞれに食文化がある。
その食文化は、尊重しあうべきだと思う。

<今日の抜粋>
誰もそのゴールまで行ったことがないわけだから、
自分たちがそこからどのくらいまで到達しているかも分からない・・・。



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世界権力者 人物図鑑 [政治・経済]

世界権力者 人物図鑑 著)副島 隆彦

実は、政治への興味は、薄い。
でも、なんとなく手にしてしまった。

図鑑だから、フルカラーの写真が中心、しかも大判本。
登場するのは、TVニュース等で何度も出てくる人物か、
それにゆかりのある人物。

読んでみると、少し背筋が寒くなる。
人物のイメージとこの本に書かれてることに開きがありすぎる。

また、人物相関にも驚かさせるようなことが書かれている。

この本は、「ワル」「極悪人」といった表現が飛び出すほど、著者の意見が
ハッキリ書かれている。

読めば、世の中の見え方が、大きく変わるであろう。
ニュースを見ても、今までとは違った見え方になるであろう。

冒頭にも書いたが、私は、政治についての知識が無い。
この本をキッカケにして、少し見聞を広げてみようと思う。

<今日の抜粋>
仕組まれていた1929年大恐慌


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iPhoneとツイッターで会社は儲かる

iPhoneとツイッターで会社は儲かる 著)山本 敏行

ツイッター関連本が、 はやりといっていいほど出回っている。
これは、ツイッターが「どうやって?何に使うの?」という
ところがハッキリ伝わっていないからではないかと思う。

そういう私も、恥かしながらツイッターの「価値」に気づけていない。

で、iPhoneとツイッターをどう組み合わせれば、会社が儲かるのか?
が気になり、購入。

感想としては、道具を新しくするだけでは、儲けにつながらないと思った。

筆者が社長である会社の方は、ポテンシャルの高い集団であり、
iPhoneとツイッターで、さらに効率を上げていると感じた。

だから、iPhoneを支給して、ツイッターを全社ではじめれは、
どんな会社でも儲かる方法が書かれている訳ではない。

なお、ツイッターによる社内コミュニケーションについては、前半のみ。
この本の後半は、GoogleAppsについて書かれている。

ツイッターでコミュニケーションを、
GoogleAppsで業務を、
そのプラットホームとして、iPhoneを、
というのが、この本のお勧めスタイルだ。

ツイッターは別として、「社内コミュニケーション」の価値や位置づけ
について、あらためて考えるキッカケになる本だと思う。

それと、
著者の社長としての感覚が、すばらしい。
それに触れる為に、この本を読んでも価値はある。


しかし、このツイッターの盛り上がり。 
何かに似ている。

そうだ!”セカンドライフ”だ!

”セカンドライフ”は盛り下がった感があるが、
さて、ツイッターはどうなるのであろうか。

<今日の抜粋>
これからの時代はいかにこの隙間時間を利用するかが、
企業競争力を左右することになります。



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イノベーションのジレンマ [ビジネス]

イノベーションのジレンマ 著)クレイトン・クリステンセン

非常に、読みごたえのある本。 
「論文」的、「教科書」的な本。

乱暴な表現をすれば、
「こんなオモチャみたいなものは売れない」
という判断が、マーケットの主導権を失う
ということが書かれている。

技術の革新は、性能を引き上げる方向に向かうのが通常。
ところが、「性能を引き下げる」方向に向かう技術が生まれることがある。
著者は、これを「破壊的技術」と名づけている。

これは、儲からない製品を生んだり、マーケットが小さかったり、
主力製品に比べ使えなかったりという理由で大手が参入しない。

そこで、小さい企業がこの「破壊的技術」を用いた製品を世に送り出し、
顧客が、それに大いに反応し、一大マーケットを形成する。
出遅れた大手は、主役の座から降りる羽目になる。

だからといって、「破壊的技術」を追う訳にはいかないのが、大手である。
これが「ジレンマ」となる。

冒頭にも書いたとおり、読み応えのある本である。
討論用の手引きに、討論テーマが、付録(!)となっている。
この本とは、じっくり向き合うのが正しい読み方と思う。

しかし、巻末に「まとめ」があり、5ページにまとまっているので、
ここを読んで、後は拾い読みができるので、時間をかけたくない方
にも読んでいただけると思う、

<今日の抜粋>
破壊的技術をとりまく不透明な環境のなかで、
信頼できる事実は一つだけ、
「専門家の予測はかならず外れる」ということだ。



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「また会いたい」と思われる人の38のルール [キャリア]

「また会いたい」と思われる人の38のルール 著)吉原 珠央

接する相手へ好印象を持ってもらうためのノウハウ集的な本。

この本の良いところは、
「考え方」「心がまえ」といった内面的な部分から
「見た目」「振る舞い」「会話」といった表面的な部分まで、
網羅されている。

この1冊で一通りの事が学べる。
これだけの内容を1冊にまとめた本は、あまり無いと思う。

わかりやすい表現とさわやかな文体で読みやすい。

”38のルール”と題しているとおり、ルールごとに項目を分けてあるので、
目次を見て、読みたいところから読んで、即実践!ができる。

それぞれのルールには、「まとめ」が付いているので、時間のない方には、
項目名と、そのまとめだけ読むということもできるのがうれしい。

著者が女性であるから、女性向けと思われているかも知れない。
しかし、男性にも応用が利く内容である。

女性の人当たりの良さを、男性が学ぶことを目的として、この本を
読んでも良いと思う。


もうすぐ春です。
環境が新しくなるのを機に、この本を読んで自分をモデルチェンジするのはいかかでしょうか。

<今日の抜粋>
自分が笑顔と思っている状態に、プラス30%の力を入れる


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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら [キャリア]

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を
読んだら 著)岩崎 夏海


この表紙で、ドン引きしてしまって、敬遠していた。
しかし、長く売れているようなので、勢いにまかせて購入。

タイトルの通り、女子マネージャーが、ドラッカーの『マネジメント』を指南書として、
チームを甲子園へ導くという、やや強引なストーリーである。

女子マネージャーが困難に直面する度に、『マネジメント』に答えを求めていく
のだが、いまひとつ、野球部の問題と『マネジメント』の答えが、しっくりこない
と感じがしたが、あなたは、いかがでしょうか。

ただ、この本のすごいところは、ドラッカーの『マネジメント(エッセンシャル版)』
が、まんま抜き出されており、ご丁寧にページ数まで(!)掲載されている。

これでは、この本を手掛かりに、ドラッカーの『マネジメント(エッセンシャル版)』
を読みなさいと言っているようなものだ。
まんまと、『マネジメント』が未読な私は、『マネジメント』を読んでみよう
という気にさせられた。

すでに、『マネジメント』を読まれている方は、
『マネジメント』を使って、あなたなりの、野球部の問題解決策をひねり出してみる
という読み方に挑戦するのは、いかがであろうか。

売れているので、今度は、
「もしサッカー部の女子マネージャーが孫子の『兵法』を読んだら」
なんで、亜流が出てきそうな気がする。

なお、この本には、”1ページまるまるフルカラーのイラストページ”が3箇所、
挿入されているので、人によっては取り扱いに注意です。

<今日の抜粋>
根本的な資質が必要である。真摯さである。(130頁)

 
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成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝 [ビジネス]

成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝
 著)レイ・クロック ロバート・アンダーソン




レイ・クロックという名前を聞いて、ピンとこない人もいるかも知れない。
しかし、”マクドナルド”と聞いて、ハンバーガーを連想しない人はいないと思う。

クロック氏は、マクドナルドを現在の形に育て上げた、人物である。

氏は、元々、紙コップのセールスマンであった。
紙コップを売るうちに、「マルチミキサー」と呼ばれるシェイクを作る機械と出会う。
今度は、このマルチミキサーを売ることとなる。

その時、このマルチミキサーを8台も使っている繁盛店があることを知る。
それが、マクドナルド兄弟が始めた”マクドナルド”であった。

クロック氏は、マクドナルドのフランチャイズ店を手がけるようになり、
さらに改良を加えて、現在のマクドナルドを築き上げた。

この本は、紙コップのセールスマンからマクドナルドを成功に導くまでを
自伝として書かれている。
あわせて、後輩ビジネスパーソン(つまり私たち)へのメッセージも
込められており、読み応えのある1冊である。

あきらめずに、真摯に、力いっぱい物事に立ち向かうことが成功の秘訣
であることが学べる。

また、この本は、ユニクロの柳井氏、ソフトバンクの孫氏の解説がついている。
この部分だけでも1冊の本になるくらい内容が濃い。

未読の方は、ぜひ読んでみてください。

マメ知識ですが、
マクドナルドのメインキャラクター”ドナルド・マクドナルド”は、
本国アメリカでは、
ロナルド・マクドナルド”であることは、ご存知であろうか。
日本人の子供には、”ロナルド”が発音しにくいとの配慮からである。


<今日の抜粋>
やり遂げろ-この世界で継続ほど価値のあるものはない。
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1000アクセスありがとう [雑感・メモ]

1000アクセスを超えた。

訪れていただいた方、ありがとうございます。

2月に心機一転、3年のブランクを経て再開した。
リニューアルも行った。

ブログランキングも、徐々ではあるが上昇してきた。
アクセス数も、ランキングも、伸びてくるとヤル気が湧いてくる。
ブログを再開して良かったと思う。

これからも、がんばって更新していこうと思う。


今日は、1000アクセスを超えたお礼まで。



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