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金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか [金融]

金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか 著)吉本 佳生

今日から、GWのムード満点である。

で、GWが明けて、しばらくすると、ボーナス狙いの金融広告を
あちらこちらで見かけるようになる。

定期預金だ、ファンドだ、外貨だ、とさまざまなタイプがあり、
魅力的であることをうたっている。

パッと見、どれも同じように見える。

適当に窓口へ向かうと、
まくし立てられて、メリット・デメリットをハッキリ理解しないまま
契約を結んでしまうこともあるかもしれない。


そこで、この本である。

新書版だが、実に内容が濃い。
500ページ程あり、ボリュームも満点である。

預金、債権、ファンドをはじめ、これらのバリエーション商品について、
架空の金融広告(架空だが、いかにもありがちな)を例として、
じっくり明されている。

商品の構成解説にとどまらず、
「売り手側の思惑」や「買い手側の心理」
についても書かれており、
そのカラクリが明らかにされている。

発刊は、2005年であり、少々時間はたっているのだが、
カラクリは変わらない。

自分の理解できない金融商品は購入(契約)しない
ことが原則だと、私は考えている。

だから、この本を読んで、金融商品への基礎的理解力を
深めてはいかがでしょうか。

<今日の抜粋>
広告をみせることで、それぞれの客がどう読解するかをテストしている


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アイデアのつくり方 [スキル]

アイデアのつくり方 著)ジェームスW.ヤング

非常にページ数の少ない本。
”まえがき”や”解説”などを除くと、40ページほどしかない。
しかも、1ページあたりの文字数が少ない。

だからといって、
この本に価値が無いわけではない。

この本には、
アイデアを得るための原理と
その手法
が、ぜい肉なく記載されている。

「発想法」のノウハウとしては、これ以上は無いと思う。

シンプルなので、理解は簡単。
だが、
簡単なものほど、むずかしい。

会得するには、一生かかるかもしれない。
でも、
簡単だから、この本に書かれていることを「始める」ことは、
すぐにできる。

そう、
この本を読めば、一生つきあえる発想法が得られるのである。

<今日の抜粋>
アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ


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愚か者ほど出世する [読み物]

愚か者ほど出世する 著)ピーノ アプリーレ

4月も終わろうとする、この時期、
異動・転勤などで、環境が大きく変わった方や、新社会人の方など、
そろそろ「あれ?」と感じておられるかもしれない。

「上司が、それほど有能ではない」

ま、向こうもそう思っているかもしれないので、お互い様か。


で、この本であるが
「人類は無能化に向かっている」
ことについて、やや偏っていはいるが、科学的根拠を交え、
真面目に論じられている。
著者への批判的な意見について、反証する形式で構成されている。

人類繁栄の為、種を永らえさせる為、無能への道を選択した
というのが著者の主張だ。

冒頭のように「あれ?」と感じられている方は、
この本を読むと納得できる答えが得られるかもしれない。

この本の最終章に、衝撃的なことが書かれている。
立ち読みでも良いので、そのショックを味わいましょう。

<今日の抜粋>
バカは生き延び、利口は滅びる


タグ:無能 利口
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戦略的話術 [スキル]

戦略的話術 著)二階堂 忠春・田中 千尋

NLP(神経言語プログラミング)からの目線で見た話術の本。
相手への「おもてなし」「思いやり」的な話術とは、異なるアプローチである。

話の構造や、表現の使い方で心理的に聞き手を引き込む手法について、
解説がされている。
「歌う」かのようなスピーチで、聞き手を「ノリノリ」にさせよう
というのが目標である。
だから、普段の会話というより、スピーチやプレゼン向けである。

で、題材としているのが、オバマ大統領が候補者の時に行ったスピーチである。

この本は、テキスト的な構成となっており、
まず、手法の解説
そして、実例として、オバマ氏のスピーチを持ってきている。

随所にNLPの理論が組み込まれているが、丁寧な解説がされているので、
NLPを理解しなくても、話術手法は理解できる。


読むと、オバマ氏のスピーチは、計算しつくされていることに関心する。
「ヨッ!大統領!!」である。

この本をベースにしたセミナーDVDあり、TSUTAYAでレンタルできる。

DVDも見たが、オバマ氏の実際のスピーチが丸々(と思う)収録されており、
著者が、まるでスポーツ中継の解説者のように、スピーチを解説している。

このスピーチの部分は、実際のスピーチ映像を使っているので、
ライブ感がある。
英語がわからない私でも、見ているだけで、気持ちが盛り上がってくる。
興味のある方は、DVDも見てほしい。

<今日の抜粋>
重要なことは、繰り返し伝える


タグ:NLP 話術 オバマ
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「分かりやすい表現」の技術 [スキル]

「分かりやすい表現」の技術 著)藤沢 晃治

「人に物事を伝える」
これほど、むずかしい事はないと思う。

働いている方は、なおさら、痛感されていると思う。

私は、「しゃべる」事はセンスが無いので、伝わり率が低くても”良し”としている。
でも、「書く」事については、見直しがきくので、努力すれば、
高い伝わり率を実現できると思う。

で、この本である。
「話術」というより、文字「表現」の改善に役に立つ。

新書版ながら、内容が濃い。
理論よりも、図や写真で説明。
さらに、悪い例とそれの改善例が列挙されてる。
とても実戦的な内容となっている。
巻末には、ルールブックと称しての「まとめ」も載っている。

理論も、
 ・伝わるとはどういうことか
 ・分かりにくくなる原因は何か
と、しっかり用意されている。
文面での説明力アップにはこの本だけで十分だと思う。

事柄をストレートに伝えることを主眼とした本なので、
キャッチコピーなどの表現力アップを期待される方は、
その手の本を手にされる方が良いと思う。

<今日の抜粋>
分かりやすい表現とは
「受け手の脳内整理棚にしまいやすいように情報を送ること」



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大金持ちをランチに誘え! [自己啓発]

大金持ちをランチに誘え! 著)ダン ケネディ

ポップな表紙とは、裏腹なスパルタ的な内容。

「ランチに誘う」については、この本の一部の内容である。

この本は、
成功するためには、「行動」、「行動」、また「行動」が大事である。
さらに、その「行動」は、あきらめずに、多くの行動し続ける必要がある
ということが書かれている。

相手を倒したければ、次から次へとパンチを繰り出せ!
ということだ。

コレを読んで、自動車のトップセールスマンの本を思い出した。
昔に人から借りて読んだのでタイトルは忘れたが、そこには、
「売れる確率は、どのセールマンでも同じ、
私は人より多くのセールス活動を行い、人より多く売った」
ということが書かれていた。

「行動する」ことの他に、粘り強さを持つことについても書かれている。
内容も読みやすく、わかりやすい具体例も挙げられている。

冒頭にもかいたようにスパルタ的であるので、
少し疲れている時や、ヘコんでいる時などに読むと、
気持ちが奮い立ちます。

<今日の抜粋>
「思考」よりも「行動」


タグ:行動
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一生折れない自信のつくり方 [キャリア]

一生折れない自信のつくり方 著)青木 仁志

「自信」、以外にゆらぎやすいものだ。
かくいう私も、よく自信をなくす。

自信たっぷりに物事に取り組んだのに、
いざ、やってみるとガッカリする結果に・・・
「あれー? こんなハズじゃ・・・」
の思いが頭をめぐり、
マイナス思考が、マイナス思考を呼ぶことに。

あなたもそんな経験ありませんか。

で、この本。
「自信のつかみ方」から「自信を維持する方法」について
書かれている。

まずは、小さな自信を得て、徐々にステップアップする。
その積み重ねが自己信頼感となり、その信頼感が行動も
変化してくる
というのが、主旨である。

著者は、元トップセールスマンの経歴をお持ちなので、
言葉に力がある。
読んでいると激励されている気持ちになってくるので、
自己啓発本の側面も持つ。

通して読まれるのが、順当ではあるが、
精神的にドロ沼にハマっている方は、
「自信のつかみ方」を中心に、拾い読みされては、
いかがでしょうか。

<今日の抜粋>
自信とは、その人の、
その人自信に対する肯定的な「解釈」や「思い込み」


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スティーブ・ジョブズ神の交渉力 [キャリア]

スティーブ・ジョブズ神の交渉力 著)竹内 一正

私は、Macintoshのファンである。
今でこそ、Windowsを使っているが、心はMacである。
iPhoneは、毎日の相棒である。(iPodも使っていた)

さて、スティーブ ジョブズ氏とは、アップルの創始者である。
そのジョブズ氏について、「交渉術」の目線で書かれた本である。

内容はというと、この本は、
交渉術の指南書の側面もあり、
自己啓発の側面もあり、
コンピュータの歴史書の側面もあり、
偉人伝の側面もあり、
ドラマチックな劇画の側面もある。

表現力ある著者の力量もあり、「神話」とも言えるエピソードは、
読んでいて楽しく、元気が出る。
それと同時に、氏に畏怖の念すら感じる。

著者は、氏を「織田信長」と表現している。
また、「ジョブズ氏は、太陽のようで、離れていれば暖めてくれるが、
近づくと焼かれてしまう」とも表現している。
どちらも、言い得て妙である。

ジョブズ氏の伝説について、知らない人は、ぜひこの本を読んでほしい。
氏の功績で今のパソコンや、携帯音楽プレーヤーや、
フルCGアニメーション映画があるのだから。

忠告を付け加えておくと、
ジョブズ氏の交渉は、あくまでエッセンスの吸収に留め、
決してそっくりそのままマネしないこと。
マネすれば、まず怪我します。

まぁ、マネできないとは思いますが・・・

<今日の抜粋>
土俵を降りたら少なくとも勝ちはない


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アイデアのちから [キャリア]

アイデアのちから 著)チップ・ハース, ダン・ハース

いきなりだが、この本、タイトルの印象と中身が違う。

「あなたのアイデアに力強さを加えるには」、とか
もっと変えて、「あなたの言葉に説得力を増すには」とかが
内容にマッチしているような気がする。

タイトルのチョイスは別にして、
この本は、
「あなたの言葉が、どのようにすれば相手の記憶に焼きつくか」
について書かれている。

6つの原則、
  1)単純明快である
  2)意外性がある
  3)具体的である
  4)信頼性がある
  5)感情に訴える
  6)物語性がある
を守れば、あなたの言葉が印象に残る
というわけである。

一つ一つの原則について、幅広いジャンルからの具体例を
あげながら、丁寧に分かりやすく説明がなされている。

コピーライティングや、心理学、行動経済学の要素も盛り込まれている
ので、この本を読むだけで、数冊分の本を読んだのと同等の価値
があると思います。

巻末付録が、「内容のまとめ」となっているので、
いたれりつくせりです。

巻末といえば、あの勝間さんが解説を書かれています。

<今日の抜粋>
好奇心が生じるのは、自分の知識に隙間を感じたとき


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